INTERVIEW

2019/06/30

だから一番に自分の幸せを考えてほしい

妊娠前デトックスラボ代表取締役
松田あやこさん  


恵比寿にあるサロンから笑顔で出迎えてくれたのは、妊娠前デトックスラボを経営する松田あやこさん。ご自身の不妊治療、出産、長男の乳児湿疹の経験から妊娠前デトックスの必要性を感じ起業。オリジナルプログラムを開発し、輝くママや健やかな子供がいっぱいの社会を目指し歩んできたこれまでの人生についてお話しを伺いました。

 

望めばすぐにできると思っていた

20代を美容・健康のベンチャーで働いていた松田さん。朝から終電ぎりぎりまで働くのは当たり前、食事もコンビニご飯やジャンクフードをよく食べるなど、決して健康に良いと言えるような生活状況ではなかった。それでも会社のビジョンに共感し、やりがいのある仕事、仲間に恵まれた日々は充実しており、そんな生活を続けながら29歳で結婚。当時92歳だった祖母にひ孫を抱かせてあげたい!と結婚後すぐに妊娠を望む。

 
「望めばすぐにできると思っていた。」
 
ところが、2ヶ月、3ヶ月と月日が経てどもなかなか妊娠できない。ちょうどその頃、不妊治療をしていた職場の先輩にアドバイスをもらい病院に行くと、排卵やホルモンバランスに問題があることが発覚し不妊治療を始める。しかし治療のための薬により、むくみや目眩に襲われイライラすることもしばしば。通院のために度々早退や遅刻もしなければならず、仕事と治療の両立の大変さに精神的にも疲弊していく。さらに追い打ちをかけたのは、同じタイミングで結婚した同期の妊娠だった。

 

妊娠さえすれば幸せだと思っていたのに

それでも、祖母にひ孫を見せたい一心で治療を続けること3年9ヶ月。ようやく念願の妊娠をすることができ、妊娠経過は順調。「妊娠さえすれば幸せになれる」そう信じ、妊娠生活を送る。
 
ところが、産後2〜3週間を過ぎた頃から赤ちゃんに乳児湿疹ができ始め、症状は日に日に悪化。肌はぐちゃぐちゃのべたべたで異臭までするような状況だった。そんな我が子を見て、ようやく授かった赤ちゃんにもかかわらず可愛いと思えない自分に心が痛んだ。

 
最初は自分の食べたケーキが原因だと思っていたが、いろいろ原因を調べていく中で有害重金属が原因だということがわかっていく。
お母さんの身体を通じて子供に影響し、子供はそれを体外に出すために湿疹が起きる。さらに、有害重金属は不妊の原因にも繋がるということを知り、もし妊娠前にデトックスをしていたらこんなことにはならなかったのかも…と悶々とする。

そう思って、改めて妊娠前デトックスを調べてみたところ、やっているところがどこにもない。
ならば私がやらねば!そんな思いが芽生える。

 
そして、身体やマッサージの勉強をしながらSNSで発信をし始めたところ、妊活を専門に扱う雑誌『妊活スタイル』から取材の依頼が舞い込む。しかも8ページにも及ぶ特集ページ!いずれやろうと思っていたが、これは今だとこの出来事を機に会社を退職、独立スタートをした。

 

妊娠前デットクスが当たり前の社会に

「雑誌が発売されたらきっとたくさんのお客さんが来るだろうと思っていました。
ところが、蓋を開けてみたらぜんぜんダメ。そもそも妊娠前にデトックスをするという文化がないから検索もされない。」

そこからどうやったら妊娠前デトックスを知ってもらえるだろうかと試行錯誤の日々が始まる。

 
当時は今に比べ、まだまだ妊活をオープンにしている人は少なく、松田さんの活動は応援しているけど、周りに発信したりするのはちょっと、、と断られることもしばしば。それでも妊娠前デトックスを広げたい思いで、銀座でビラ配りをしたり、地道な活動を続け少しずつお客さんが来るようになった。そんな努力の甲斐あってか、昨年にはテレビで妊娠前デトックスラボを取り上げてもらえることができ、たくさんの問い合わせ対応に追われるという時期もあった。

 

 

しかし、まだまだ妊娠前デトックスの認知の低さを感じており、もっともっとたくさんの人に妊娠前デトックスを知ってもらいたい。そんな思いから、今年5月に開催された『ウーマンドリームアワード2019』に応募。残念ながら結果は審査員特別賞に終わったが、たくさんの方からの応援を受け、気持ちを新たにさらなる挑戦をしていこうと決意。松田さんの挑戦はこれからも続く。

 

ファイナルの舞台で思いを伝える松田さん

 

身体と向き合うことは自分と向き合うこと

妊娠前デトックスラボは、「100発100中の奥様に学ぶからだづくり」を合言葉に施術をしている。独自調査により見つけ出した妊娠しやすい女性の共通点を元に、妊娠しやすい身体に近づけるべく、その人に合ったアプローチをしながら心身ともに良い状態を目指していく。

サポートをしていく中で、身体だけではない女性の変化も目の当たりにしたと松田さんは言う。

 
「身体と向き合うことは自分と向き合うこと。施術を機にやりたいことをみつけ、起業をした方もいるんですよ。やりたいことを押し殺して幸せになることはないんだと思います。そんなことに気付き、自分を幸せにした人から妊娠をしていく。」

 
我慢することがあたかも良いことのように思ってしまうこともあるが、
妊娠、出産、母になること、そのすべての土台には“自分の幸せ”がある。

 
「だから、一番に自分の幸せを考えてほしい」

 

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妊娠前デトックスラボ代表取締役
松田あやこさん

不妊治療を3年9ヶ月ほど経験。 その後、体質改善をして4ヶ月で自然妊娠、長男を出産。その後、長男のひどい乳児湿疹に悩み、 原因追求をしていく中で湿疹の原因になる 「有害重金属」の存在を知る。 妊娠前にデトックスすることは 不妊予防、赤ちゃんの身体のために 必要であることを広げるために、 2014年に「妊娠前デトックスラボ」を創業。 会員様は北海道から沖縄、中国、オーストラリア、アメリカからも訪れる。 妊娠前デトックスラボは国立大学の産婦人科医が何人もお忍びで通う妊活サロンとして注目されている。 実績が評価され、妊活専門誌、医学誌に多数掲載。統合医療生殖学会『子宝相談優秀賞』受賞。量子エントロピー研究会にて2年連続学会発表。